カレンダーに怒ってる

 

こんばんは。

 

今日はタイトルの通り、カレンダーに怒っている話。

 

私は仕事でデータ分析をしている。働いているのはゲーム会社なので、いつどのユーザーがどんな動きをしたのか、という情報が分析するデータの大部分を占めている。約1年この業務を行なってきて、私がフラストレーションを感じているのは、データ量が膨大なことでも例外がたくさんあることでもなく、「1ヶ月の日数が統一されていない」ということである。

ローデータが入っている基盤から必要なデータだけを取り出すという作業が仕事の中である。仮に1年分のデータを月毎に取り出す場合、1ヶ月が30日で統一されていれば、30日毎に取り出すという行為を繰り返す命令を入力すればいいだけなので一度で済むのだが、1ヶ月が30日だったり31日だったり、ましてや28日だったりするのでそう一筋縄ではいかない。実際には1項目だけのデータを取り出す場合には日数が違くても一発でできるのだが、複数のデータを組み合わせるとそうはいかないのである。(私の技術が及んでいない可能性は全く否定できないが)

なんだかどうにも上手く説明ができないが、とにかく1ヶ月の日数が統一されていないことで、手間が12倍とまではいかないが確実に数倍に増えるのだ。

 

こんなに悩まされるのだから、1ヶ月の日数が統一されていないことにはさぞ重大な理由があるんだろうと思い、調べてみた。

どの情報源が信用に値するのか分からなかったが(信用できそうな国のサイトには暦の歴史については不明瞭なことが多いと書いてあったのでどれも正解とは言いきれなさそうではある)、多くのものに書いてあったのは「深い理由はない」ということである。もう既に怒りそうだったのだが、一度その怒りを鎮めて詳しく調べてみた。

結果的には、ユリウス暦という現在使われている暦を作る際に奇数月を31日、偶数月を30日としようと決めて、でもそれだと1日余っちゃうね、ということで当時のローマの年末だった2月から1日取ったということが分かった。なんだかすごく、まあこれでいいや感が否めない。

だがよく考えなくても、今のカレンダーは奇数月が31日、偶数月は30日ではない。これはなんでですのというと、なんとめちゃくちゃ個人的な理由だった。ユリウス暦が作られたあとにローマ教皇となったアウグストゥスが自分の誕生月である8月を31日にしたかったらしい。奇数がラッキーナンバーだったんだって。ふーん。しかも9月が30日になったのは、3連続で31日が続くのはなんだか並びが悪い気がするからという理由らしい。2連続でも気持ち悪いだろ。

 

これらが現在、1ヶ月の日数が統一されていない理由らしい。御察しの通り、全く腑に落ちていない。知らずに享受していた方が良かったくらい腑に落ちていない。知らぬが仏である。

納得できる理由があったところで私の手間は変わらないのだが、もっと、それならしょうがないな〜と思わせてほしかった。そんなこんなでカレンダーへの不満が募ってしまったのである。

 

落とし所が見つからないので、ここに書くテーマが1つ増えたということで消化したいと思う。ブログは人類を救う。

 

 

p.s. 土日にずっとお酒を飲んでいたら自分でも分かるくらい脳が回っていなくて全然文章が上手く書けなかった。言い訳じゃないよ、ほんとだよ。