思い出のこと
めーちゃくちゃ久しぶりに下書きを掘り起こして書きました。たぶん書き始めたのは1年前くらい。
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最も古い記憶はなんだろうか。
はっきり残っているものの中でかなり古いのは、小学校の入学式の時、校庭にある「よいこの山」というコンクリートでできた山の麓に座っている記憶だ。
不安で下を向いていたからか、その時履いていた靴下にプーさんのワンポイントが付いていたことを写真のように覚えている。
曖昧な記憶としては、幼稚園でハムスターにあげる用のひまわりの種をこっそり盗み食いしてたこともあった気がする。
どうしようもない少女だが、私の中にはまだひまわりの種を盗み食いするような魂が残っている気がする。
そんなことを書いていたら急に思い出した。
幼稚園で転んで擦りむくと、保健室でキズドライという薬を患部に噴射されるのだが、それが痛すぎるために怪我をしたことをなるべく隠していた。
目先の辛さを避けて後のことを考えない性分も残念ながら変わっていなさそう。
最近気付いたが、なんだか私は他人よりエピソード記憶が薄い気がする。
小さい頃なんて大体みんな覚えていないかもしれないけど、数年前の記憶もぼんやりとしていることが多い。
人の顔を覚えたり、試験勉強のような暗記をしたりすることは比較的得意だと思っているが、自分に関する出来事だけどうも覚えが悪い。
友達に「あの時こんなことあったよね〜」と言われても「はて?」みたいなことが多々あるし、あんまり「あ〜あれ楽しかったな〜」みたいにふと思い出すこともほとんどない。
まあ今を生きているということですね。キリッ。
思い出が薄いというのはなんとなく嫌だな〜と思っていたが、いい点もある。それは思い出が美化されないということだ。
そもそもあんまり覚えていないから美化されるも何もないのだけれど、あの頃は良かったなとか昔に戻りたいなとか思った試しがない。
だから結構いつでも、今が1番サイコーじゃん!と思っている。ハッピー野郎め。
全然関係ないけど最近レコードプレイヤーを買ったので皆さんのおすすめレコードがあればこっそり教えてください。
おやすみ。