眠れません

近所のおばあちゃんなら起きるくらいの時間になってしまいました。なぜだか目が冴えてて寝られません。

 

寝られないのは悩み事があるからでも、心配事があるからでもありません。

昼過ぎまで寝ていたことに加えて、お腹が空いているからです。

メンタルとしては割とハッピーめです。深夜テンションかもしれませんが。

 

なんだか今日の夜は、本格的に冬が始まったように感じました。昨日までも寒かったですが、今日の寒さは質が違った。刺さる寒さでした。

 

それもそのはず、もうすぐ11月が終わるんですね。ひゃ〜〜〜。

学問も遊びも、やるべきことが理想の半分くらいしかできてません。なんなら12月に駆け込む気もあんまりありません。

わたしは12月の雰囲気が何にも変えられないくらい大好きです。

クリスマスやら年末やらで街の空気が浮き足立っていて、でもまだ年内にやり残したことを各々が抱えて少し慌てているような。そんな日常の中の非日常感が素敵だなあと思います。

 

年越しは何しようかなあ。去年は実家に帰っていた気がします。うちの家族はみんな早寝なので、実家で年を越すときはいつも1人です。

一昨年は確か二年参りをしようとしてました。でも、ゆく年くる年を家で観た記憶があるので、きっと失敗しています。

あと1ヶ月、今回こそ年越しを楽しむ術を考えます。

 

段々と空が白んできました。こんなに寝られないなら映画でも観たらよかったな。

そういえば少し前に、「Aurora」というフィンランド映画を観ました。

ロマンスコメディだったんですが、ストーリーも登場人物もとっても魅力的、かつコメディとしてもちゃんと面白いというとても良い映画でした。

この映画は、1つの小さな映画館で数日しかやっていませんでした。もしかしたら今後、DVDやストリーミングでも観られないかもしれません。本質的ではないですが、なんだかそんな希少性にも価値を感じてしまいました。

思い付いたらすぐに何千何万種類もの映画を観られる環境にいて、1度しか観られない映画に出会うことはきっとほとんどありません。

すごく便利で快適な環境ですが、なんだか寂しくも感じます。

わたしたちにとっての映画は、ニューシネマパラダイスの中の映画とは全く違う立ち位置にいます。そりゃそうだという感じではあるんですが、わたしはあの、街の一大イベントとしての映画鑑賞を味わえないことにすごく切なさを感じます。

 

おっ、ちょっと眠いかも。この眠気を逃さずキャッチすべく、泣く泣くここで終わりにします。決して書くことがなくなったわけではありません。では、おやすみなさい。